Re:Love〜7年越しに愛されて〜
ここまで流されておいて今更と自分でも思うけれど、それでもどうしても不安が拭えない。
「…少し、時間が欲しい」
今の湊はきっと、不完全で終わってしまったかつての恋人と運命的な再会を果たしてただ浮かれているだけなのだ。
そんな一時的な感情で結婚なんて大事な事を決めてしまうなんてあまりに勿体ない。
それに、あれだけ自分の事を好きだと言ってくれていた元彼だって、時間が経てばこうして最悪の形で離れて行ってしまったのだ。
もうあんな思いは二度としたくない。
「少しってどれくらいだ?」
「え?えっと…」
だからと言って待たせ過ぎても貴重な彼の時間を無駄にするだけだ。
そう思って悩み抜いて出したのは「3ヶ月」という期間だった。
3ヶ月といえば世間的によく言われる倦怠期に入る有名な時期だ。
それくらいならば長すぎもせず短すぎもせず丁度いいと思った。