Re:Love〜7年越しに愛されて〜
手のひらに乗るほどのサイズの箱だった。
開けていいかと聞けば頷きが返ってきたので包みを丁寧に外して中を取り出してみれば出てきたのはスウェード素材の小ぶりなケース。
開いてみると小さな宝石のついたピアスが入っていた。
「可愛い…」
考えるよりも先に声が漏れていた。
けれど湊はその呟きが嬉しかったようで抱き締めたままの状態で頬にキスをした。
「誕生日おめでとう、日菜」
「…っ」
耳元で囁かれた甘い声に無意識に反応してしまった。
それに気を良くしたのか、湊は首筋へと顔を埋めてわざと音を鳴らして唇で何度も触れ、日菜子の体に回していた手をゆっくりと服の中へと侵入させた。
己の意志と関係なく感じてしまう体に手に持つものを落とさぬようギュッと強く握りしめれば、伸びてきた湊の手に掬い取られ彼はそれをテーブルへと置いた。
「日菜…抱きたい」