Re:Love〜7年越しに愛されて〜



仮だったものが本当の交際に変わったところで大きな変化はない。

ただ公に彼氏彼女と公言できるくらいだ。

元より会社も違えば職種も違うので広める相手も居ない。

妹と母には帰省の際に報告したが、妹がほらごらんと言いつつ祝いの言葉を寄越し、母が泣いて喜んだくらいだ。

結婚が決まった訳でもないのにと言うと、落ち込んだ姿が見ていられなかったのだと、立ち直ってくれたことが嬉しいとさめざめと言った。

確かに親にも紹介していたこともあって井原と別れた経緯を話した際に泣いてしまったけれど、そこまで心配をかけてしまっていたとは思いもしなかった。


あと日菜子から報告をする相手と言えば、やはり大学時代に苦楽を共にした友人くらいだろう。

グループの飲み会は年末は予定が合わなかったので新年が明けてから集まることになった。

既に結婚していたり子供がいたりする友人も居て最近では全員が集まる機会は無かったが、今回は久しぶりに全員の参加となった。


人数は男女合わせて8人で男女比は3:5と少し女が多い。

湊に一緒に行くかと誘われたが、先に1番仲の良かった工学部仲間の絵麻(えま)と昼から会う約束をしてしまっていたので断った。


そして当日の昼過ぎ、日菜子は絵麻の自宅へ遊びにきていた。



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