Re:Love〜7年越しに愛されて〜
「仁科先輩!お元気でしたか?」
「お前〜今まで付き合い悪かったくせにいきなり参加ってどうしたんだよ!」
良いでもあったのか?と先輩に声をかけられ、湊はわかりやすくこちらを向いて笑った。
「大学辞めて独立した。あと双葉とより戻した」
「へ?」
「は?」
一瞬だけ会場が静寂に包まれ、次の瞬間には店中に響き渡りそうな声が上がった。
案の定店員から苦言を呈されて謝罪し、すぐに持ち直した面々が湊と日菜子の2人に勢いよく詰め寄ってきた。
「日菜子ちゃん…本当なの?」
そう尋ねてきたのは同級生の咲苗だった。
「えと…うん。色々あって」
「そう…なんだ」
咲苗は学部も違うし大人しめな性格もあって同じグループで遊ぶ中でも交流の少ない方だった。
その後すぐに他のメンバー達に事情聞かせろと押し寄せられ、肩をすくめる絵麻の隣で根掘り葉掘り聞かれたが全員湊の気持ちを知っていたのだろう、彼に対して「良かったなあ」としみじみと声をかけていた。