異世界から本物の聖女が召喚されたので、聖女見習いの幼女は不要のようです。 追放先でもふもふとパパに溺愛されているので、今更聖女になんてなりません!
「ロルティ様。怖がらせてしまい、申し訳ございませんでした」
ロルティが不安に思いながら再び大好きな人達の声が聞こえるのを待っていれば、やっと視界と聴覚が戻ってきた。
彼女は父親に抱きかかえられ、神殿の外まで出てきたようだ。
「うんん! 大丈夫!」
「わふっ」
「ずっとあのままの状態だったら、どうしようかと思ったよ~」
「わふーん?」
ロルティは申し訳なさそうにしている護衛騎士を安心させると、ほっとしたようにジェナロの胸元へ身体を預けた。
不思議な鳴き声を上げる犬を労りたい気持ちでいっぱいだったが、獣を抱きかかえて歩くのは少し無理がある。
ロルティは触り心地のいい毛並みを撫でるのは諦め、言葉で神獣を褒めた。
「わんちゃん! 大活躍だったね!」
「わふーん!」
犬が嬉しそうな鳴き声を上げる中、愛娘を抱きかかえていた父親は露骨に肩を落とす。
ロルティが不安に思いながら再び大好きな人達の声が聞こえるのを待っていれば、やっと視界と聴覚が戻ってきた。
彼女は父親に抱きかかえられ、神殿の外まで出てきたようだ。
「うんん! 大丈夫!」
「わふっ」
「ずっとあのままの状態だったら、どうしようかと思ったよ~」
「わふーん?」
ロルティは申し訳なさそうにしている護衛騎士を安心させると、ほっとしたようにジェナロの胸元へ身体を預けた。
不思議な鳴き声を上げる犬を労りたい気持ちでいっぱいだったが、獣を抱きかかえて歩くのは少し無理がある。
ロルティは触り心地のいい毛並みを撫でるのは諦め、言葉で神獣を褒めた。
「わんちゃん! 大活躍だったね!」
「わふーん!」
犬が嬉しそうな鳴き声を上げる中、愛娘を抱きかかえていた父親は露骨に肩を落とす。