【電子書籍化】出世のために結婚した夫から「好きな人ができたから別れてほしい」と言われたのですが~その好きな人って変装したわたしでは?
シンディの目尻が一気に下がった。
「寂しくなるわ」
「でも、わたしはメリネ魔法研究所にいますから、いつでも遊びにいらしてください」
「そういうことじゃないんだけど。リーナがここにいるからいいのよ」
「シンディ。それ以上はカタリーナさんを困らせる。君も仕事に戻りなさい」
「はい」
イノンはシンディにも目配せをし、席につくようにと言う。アンヌッカもそれにならう。
アンヌッカは荷物の片づけにやってきた。だから、それらをまとめてしまえば今日はメリネ魔法研究所へと戻るのだ。
机を二個分も使わせてもらい、貴重な魔導書を読むこともできた。
こうやって思い返してみると、軍での仕事も悪くなかった。思い出に浸るということは、やはりここを離れてしまうのが寂しいからだろう。
ゆっくりと荷物を片づけ、鞄へと詰め込んでいく。初めてここに来たときよりも、荷物は倍以上になっていた。それはもちろん、魔導書を解読するための資料だったり辞書だったり。トランク一個分の荷物になっている。
「寂しくなるわ」
「でも、わたしはメリネ魔法研究所にいますから、いつでも遊びにいらしてください」
「そういうことじゃないんだけど。リーナがここにいるからいいのよ」
「シンディ。それ以上はカタリーナさんを困らせる。君も仕事に戻りなさい」
「はい」
イノンはシンディにも目配せをし、席につくようにと言う。アンヌッカもそれにならう。
アンヌッカは荷物の片づけにやってきた。だから、それらをまとめてしまえば今日はメリネ魔法研究所へと戻るのだ。
机を二個分も使わせてもらい、貴重な魔導書を読むこともできた。
こうやって思い返してみると、軍での仕事も悪くなかった。思い出に浸るということは、やはりここを離れてしまうのが寂しいからだろう。
ゆっくりと荷物を片づけ、鞄へと詰め込んでいく。初めてここに来たときよりも、荷物は倍以上になっていた。それはもちろん、魔導書を解読するための資料だったり辞書だったり。トランク一個分の荷物になっている。