【電子書籍化】出世のために結婚した夫から「好きな人ができたから別れてほしい」と言われたのですが~その好きな人って変装したわたしでは?
それが軍での仕事が無期となれば、これからライオネルと顔を合わせる機会が増える。そして、いつ屋敷に戻ってくるかわからない。さすがに、結婚して一年も戻らないとかはあり得ないだろう。
(でも、旦那様はわたしをカタリーナだと思っているし、カタリーナとアンヌッカでは髪型も違うからバレないわよね?)
雇用期間が無期になったのは、アンヌッカにとっても身が引き締まる思いだった。やはり、終わりがないのは怖いのかもしれない。
それでも、出戻り的なアンヌッカを、魔法研究部の彼らは快く受け入れてくれた。
そして、彼らだけでは解読の難しい魔導書やらなんやらが、アンヌッカにまわってくるようになったのだ。
「ほんと、リーナが戻ってきてくれて助かったわ」
シンディのこの一言は、アンヌッカを喜ばせるにはじゅうぶんなものであった。
また、契約内容が変わったことで、アンヌッカは軍施設にある地下書庫にまで足を運べるようになった。案内してくれたのはイノンである。
「うわぁ、なんですか、ここ。あ、この魔導書は他国のものですよね? しかも、こっちは絶版になっているやつ……あれ? これは伝説の?」
「さすがカタリーナさんだね」
(でも、旦那様はわたしをカタリーナだと思っているし、カタリーナとアンヌッカでは髪型も違うからバレないわよね?)
雇用期間が無期になったのは、アンヌッカにとっても身が引き締まる思いだった。やはり、終わりがないのは怖いのかもしれない。
それでも、出戻り的なアンヌッカを、魔法研究部の彼らは快く受け入れてくれた。
そして、彼らだけでは解読の難しい魔導書やらなんやらが、アンヌッカにまわってくるようになったのだ。
「ほんと、リーナが戻ってきてくれて助かったわ」
シンディのこの一言は、アンヌッカを喜ばせるにはじゅうぶんなものであった。
また、契約内容が変わったことで、アンヌッカは軍施設にある地下書庫にまで足を運べるようになった。案内してくれたのはイノンである。
「うわぁ、なんですか、ここ。あ、この魔導書は他国のものですよね? しかも、こっちは絶版になっているやつ……あれ? これは伝説の?」
「さすがカタリーナさんだね」