【おまけ追加】塩対応の汐宮先生は新人医局秘書にだけ甘くとける
「どれだけこの時を待ってたか……」

「永真先生……」

「それ、戻せないか?」

「え?」

「あの時みたいに呼んでくれ」

「永真……さん?」

「……それでいい」

 嬉しそうに笑う永真さん。
 名前で呼ばれるのがそんなに嬉しいのかしら。
 その笑顔にキュンとなる。

「叶恋に名前で呼ばれると気分がいい。
誰も呼ばない呼び方をされると特別な感じがする」

「永真さ……ぁんっ」

 再び深いキスを落としながら、永真さんの熱い手がキャミソールの中に入り、ブラの上から胸をギュッと鷲掴みにした。
 その少し強い感覚に、全てを委ねてしまいたくなる。

「叶恋……」

「……ズルいです。私ばかり……永真さんも脱いで」

「フッ……そうだな」

 チュッと軽いキスを残して、永真さんはジャケットを脱ぎネクタイを弛め、スルッと外してしまった。
 襟元をくつろげるごく当たり前の仕草に、どうしてこんなに色気を感じてしまうのだろう。

「叶恋……欲しそうな目をしてる」

「な……そんなことっ」

「悪いことじゃないだろう? 
俺のこと、欲しがってくれよ」

「もうっ…………私、実は前の時、ほとんど見えてなくて」

「ああ……そうだったな」

「だから、こんなに素敵な人だったんだなって、改めて認識しているところです」

「……っ!」

 ワイシャツ姿の永真さんが赤くなっているのがわかる。

「……煽るなよな」

「事実を言っただけですよ。
あの日、出会えた のが永真さんで良かった」

「叶恋……ハァ……もう、どうしようもないくらい好きだ」

 そう言って、さっきとは違う優しいキスを落とした。
 そのキスは私を大切にすると約束するようなキス。
 だから思わず言ってしまった。

「私も……好き」

「叶恋……!」

 ちゃんと話をしてから告白するつもりだったのに。
 そもそも、私たちの関係は最初から順序がめちゃくちゃだ。

 でも、私の言葉に目を見開き、嬉しそうに笑う永真さんを見ていると、何もかもが間違っていなかったのかもしれないと思えてくる。

「……大切にする」

 そう言って、キャミソールを取り払らい、ブラとショーツだけの姿にさせられた。

「……ピンク」

「え……あっ、ぐ、偶然です!」

 ピンクのセットになっていたのは本当に偶然だ。
 こんな展開を期待していたわけじゃない。
 そもそも、下着はほぼピンクか白のセットなので気にしたこともなかった。

 それなのに、また嬉しそうにブラの上からレースの感触を楽しむかのように撫で、布越しに親指で頂きを刺激する。
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