【おまけ追加】塩対応の汐宮先生は新人医局秘書にだけ甘くとける
 囲い込むようなその体勢で、チュッチュッと顔中に小さなキスを何度も落とされると、世界に私たち二人だけになった気分になる。

 さっきまで怯えていたのがウソのように落ち着いてきた。

 やっぱりこの人は優しい。
 待ってくれているんだと思うと、気持ちが溢れてくる。

「……永真さん」

「ん?」

「すき」

「…………ああ、俺も」

「大好き。だから…………来て?」

「……いいのか?」

 私の顔を覗き込む永真さんが、最終確認をしてくる。
 コクンと頷くと、永真さんはゆっくり腰を進めてきた。

「んっ……んんんっ」

「……っクッ……叶恋、大丈夫か?」

「大丈夫…………ッ」

 圧迫感があったのは最初だけ。
 前の交わりの時のような痛みはなく、狭い私のナカが永真さんの形になっていくその感覚にゾクゾクと快感が込み上げる。

「……奥まで入った」

「ん……ハァ……」

「痛い?」

「……いえ……大丈夫、永真さんの形、覚えていたみたいです」

「グッ……」

「? 今、大きくなった……」

「叶恋のせいだ。そんなこと言うから……」

「え?」

「無自覚か…………動くぞ。悪いがもう止められないと思う」

 そう宣言した直後、腰を大きくグラインドさせ、私の奥を何度も突き始めた。

 抽挿する度に、パン、パンと肌がぶつかる音がする。
 私のナカからは蜜が溢れ出し、奥を突かれる度にぐちゅんとはしたない音が聞こえる。

「永、真……さん……アァッ……もっと、もっと奥」

「ああ……奥だな……」

 私のお尻をくっと持ち上げたかと思うと、いちばん深い角度で奥を抉るように突きつける。

「はぅッ」

 深い。奥に届く度に気持ちよくて震える。

「すげー……纏わりついて来る……ッ……そんなに締めるな」

「だ、だって、奥が当たって…………あぁんっ」

「……ここか?」

 私が奥と言ってしまったからか、永真さんは最奥に挿入したままクイッと腰を回した。

「ああぁっっ!!」

 奥を掻き回される感覚と結合部分が生々しく擦れる感覚がダイレクトに伝わる。あまりにも深い繋がりに意識が飛びそうになる。

「やぁぁぁ……っ! えいしんさんっ!」

 自分がどこかに行ってしまいそうな感覚な囚われ、少し怖くなる。
 深く挿入するかわりに離れてしまった永真さんの体が恋しい。
 私は抱きつきたくて、思いっきり手伸ばした。
 永真さんは察してくれたのか上半身を倒し深く口付けてくれる。
 クチュクチュと舌を口内の奥深くまで差し入れられると、もう上も下も永真さんでいっぱいだ。
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