【おまけ追加】塩対応の汐宮先生は新人医局秘書にだけ甘くとける
「逆ならどうだ?」
「え?」
「俺に、介護が必要な親がいるとする。叶恋は逃げ出すのか? 面倒だと俺を捨てるのか?」
「まさか! …………あ」
「そういうことだ。
大事なことは、俺と一緒にいること。
……な? 些細なこと、だよな?」
俺は念を押すように、叶恋に問いかけた。
叶恋の中で答えは出ているはずなんだ。
「うっ……」
ポロポロと泣き出した叶恋を抱きしめる。
「ほ、本当に……いいの?」
「ああ、これでも態度で示してきたつもりなんだがな。何も問題ないって」
「永真さん……」
「叶恋さえ傍にいてくれたら、なんだって受け入れられる。
それに、俺は叶恋だけじゃなく、叶恋の家族も好きなんだぞ。
USパークだけじゃない。
まだまだ一緒に行きたいところがいっぱいある。
全部、俺が連れていく。
家族になりたいんだ」
「…………ヒック……ウッ」
「うちの両親も叶恋のことを気に入っているし、そこも心配ない。
これからは一人で背負わなくていい。
俺が傍にいるから、いつでも頼れ。わかったな?」
「……うん、うん……ありがとう……ありがとう……」
ひとまずは、俺の気持ちが伝わったのだろうか。
何も心配しなくていい。
それはこれからの付き合いの中でもわかっていってくれるだろう。
それから俺は叶恋を抱き上げ、一緒に風呂を堪能した。
もう一度抱き合いたかったが、まだ続く学会と叶恋の体力を考えると無理をさせるわけにはいかず、大人しく眠りにつくことにした。
もちろん叶恋をこの腕に抱きしめながら――。
「え?」
「俺に、介護が必要な親がいるとする。叶恋は逃げ出すのか? 面倒だと俺を捨てるのか?」
「まさか! …………あ」
「そういうことだ。
大事なことは、俺と一緒にいること。
……な? 些細なこと、だよな?」
俺は念を押すように、叶恋に問いかけた。
叶恋の中で答えは出ているはずなんだ。
「うっ……」
ポロポロと泣き出した叶恋を抱きしめる。
「ほ、本当に……いいの?」
「ああ、これでも態度で示してきたつもりなんだがな。何も問題ないって」
「永真さん……」
「叶恋さえ傍にいてくれたら、なんだって受け入れられる。
それに、俺は叶恋だけじゃなく、叶恋の家族も好きなんだぞ。
USパークだけじゃない。
まだまだ一緒に行きたいところがいっぱいある。
全部、俺が連れていく。
家族になりたいんだ」
「…………ヒック……ウッ」
「うちの両親も叶恋のことを気に入っているし、そこも心配ない。
これからは一人で背負わなくていい。
俺が傍にいるから、いつでも頼れ。わかったな?」
「……うん、うん……ありがとう……ありがとう……」
ひとまずは、俺の気持ちが伝わったのだろうか。
何も心配しなくていい。
それはこれからの付き合いの中でもわかっていってくれるだろう。
それから俺は叶恋を抱き上げ、一緒に風呂を堪能した。
もう一度抱き合いたかったが、まだ続く学会と叶恋の体力を考えると無理をさせるわけにはいかず、大人しく眠りにつくことにした。
もちろん叶恋をこの腕に抱きしめながら――。