【おまけ追加】塩対応の汐宮先生は新人医局秘書にだけ甘くとける
「ちょっとすまない…………はい、汐宮です。…………すぐに戻る」
「あの……」
「悪い、病棟から呼び出しだ」
「行ってください!」
「話はまだ終わっていないからな」
「え」
「今、スマホは持っているか?」
「あ、はい」
白衣のポケットから取り出したスマホを取り上げると、メッセージアプリを開き、あっという間にトークルームを繋いだ。
「今日の予定は?」
「今日? 今日は医局長が私の歓迎会をしてくださるそうで」
「歓迎会?」
「脳外科医局のグループラインに菜々ちゃんが送っているはずですけど」
汐宮先生は再びメッセージアプリを開き、スクロールしている。
「…………ああ、これか。じゃあその時に話がある」
「汐宮先生も来てくださるんですか?」
「今、出席に投票した。もう行かないと……」
「あ、そうでした! すみません。お時間を取らせてしまって」
「いや、連れ出したのは俺なんだが?」
「……そうでした」
また後で、と言って汐宮先生はそのまま足早に階段を下りて行った。
まさかあの時のエイシンさんが、同じ医局のドクターだったなんて。
あり得ないような偶然に驚きを隠せなかった。
◇ ◇ ◇
「あの……」
「悪い、病棟から呼び出しだ」
「行ってください!」
「話はまだ終わっていないからな」
「え」
「今、スマホは持っているか?」
「あ、はい」
白衣のポケットから取り出したスマホを取り上げると、メッセージアプリを開き、あっという間にトークルームを繋いだ。
「今日の予定は?」
「今日? 今日は医局長が私の歓迎会をしてくださるそうで」
「歓迎会?」
「脳外科医局のグループラインに菜々ちゃんが送っているはずですけど」
汐宮先生は再びメッセージアプリを開き、スクロールしている。
「…………ああ、これか。じゃあその時に話がある」
「汐宮先生も来てくださるんですか?」
「今、出席に投票した。もう行かないと……」
「あ、そうでした! すみません。お時間を取らせてしまって」
「いや、連れ出したのは俺なんだが?」
「……そうでした」
また後で、と言って汐宮先生はそのまま足早に階段を下りて行った。
まさかあの時のエイシンさんが、同じ医局のドクターだったなんて。
あり得ないような偶然に驚きを隠せなかった。
◇ ◇ ◇