【おまけ追加】塩対応の汐宮先生は新人医局秘書にだけ甘くとける
「……知っていたら医局長も勧めなかったと思います。今後は一切勧めませんのでご心配なく」
ただ寝てしまっているだけだが、念のため脈を診ておこうか。
「………………大丈夫ですね。気持ちよさそうに寝ているので、もうこのままでいいのではないかと……あ」
「え?」
「コンタクト」
「コンタクト?」
「あ、い、いや、もしコンタクトレンズをしているようでしたら、外して寝たほうがいいかと思いまして……」
「本当だわ。絶対外していないはず。……ちょっと叶恋、起きてコンタクトを外しなさい! 叶恋?」
「……ん――」
起きそうにないな。
「数時間なら大丈夫でしょうから、お母さんが寝られる前にでももう一度お声掛けください。少し寝たら起きるかもしれませんので」
「そうですね……」
前回も、少し寝たら起きたからな。
心配そうに叶恋を揺すぶっている母親を改めてみると、姉と見間違えるほど若かった。それに叶恋にそっくりだ。
母親だけでなく、杖をついてはいるが父親も若い。叶恋の両親というよりは、双子の両親というのがぴったりの年代だ。
ただ寝てしまっているだけだが、念のため脈を診ておこうか。
「………………大丈夫ですね。気持ちよさそうに寝ているので、もうこのままでいいのではないかと……あ」
「え?」
「コンタクト」
「コンタクト?」
「あ、い、いや、もしコンタクトレンズをしているようでしたら、外して寝たほうがいいかと思いまして……」
「本当だわ。絶対外していないはず。……ちょっと叶恋、起きてコンタクトを外しなさい! 叶恋?」
「……ん――」
起きそうにないな。
「数時間なら大丈夫でしょうから、お母さんが寝られる前にでももう一度お声掛けください。少し寝たら起きるかもしれませんので」
「そうですね……」
前回も、少し寝たら起きたからな。
心配そうに叶恋を揺すぶっている母親を改めてみると、姉と見間違えるほど若かった。それに叶恋にそっくりだ。
母親だけでなく、杖をついてはいるが父親も若い。叶恋の両親というよりは、双子の両親というのがぴったりの年代だ。