青い月は、春を待つ。
少し待っていると男性の先生が看護師さんと共にやって来た。
そして、ベッド横にあった丸椅子に座り、「野田です。よろしくお願いします。」と言った。
「よろしくお願いします。」
「一度、ちょっと起きられるかな?」
野田先生にそう言われ、身体を起こそうとするが上手く起きられず、看護師さんが手伝ってくれた。
そして、座っている間、看護師さんがわたしの背中を支えてくれていた。
「じゃあ、これ問診票なんだけど、書いてもらえるかな?名前と住所、電話番号と、下の方に自分に当てはまる症状があったら丸をつけてください。」
わたしはまず名前、住所、電話を記入すると、下の欄にあった自分に当てはまる症状に丸を付けていった。
頭痛、吐き気、目眩、動悸、食欲不振、体重減少、涙が出てくる、好きだったものに興味がなくなる、過眠、倦怠感。
わたしは記入が終わると、問診票を野田先生に返した。
「はい、ありがとうございます。」
野田先生は問診票を確認すると、「んー、、、。」と唸り、そして「今回倒れたのは過労だと思うけど、鬱傾向があるね。」と言った。
え?鬱、、、?
わたしが?
「明日から半年は休職してね。診断書出すから、会社に休職届と一緒に出せば大丈夫だから。」
「えっ?!明日から休職ですか?!」
「うん、このままだと、心も身体も壊れちゃうよ?最近、体調に変化なかった?それは身体が休みたいって言ってるサインなんだよ?」
わたしはそんなことよりも仕事の心配が先行した。
どうしよう。
わたしが居なくて、あの班の業務は回るんだろうか。