本当の愛を知った御曹司ギタリストは歌姫を溺愛する
"あなたが私と居てくれないなら…
何も欲しいものなどないの。いらないの。
いくら高い宝石くれても、世界をくれても。
あなたが側に居ないなら…"


心の中でこないだREISMで歌ったバラードを口ずさむ。

本当そうだ。

獅音は何もかも持ってるけど、私は獅音という一人の男性として愛してる。

獅音が例え何もかも無くしたとしても、私は絶対に側から離れない。

私はこの愛を守りたい。
獅音の側で。

ぎゅっと回された獅音の腕を抱き寄せ腕にキスをする。

この逞しい腕の中に包まれてなんて私は幸せ物なんだろうか。

宝物を抱えるように大切に大切に抱きしめる。

すると獅音が抱きしめる力を強め、私の首筋に後ろから顔をうずめる。

「ん…おはよ」

少しだけかすれて甘く低く囁くような寝起きの声。
これを聞けるのは私だけがいい。
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