本当の愛を知った御曹司ギタリストは歌姫を溺愛する
「お見苦しい所をお見せいたしまして大変失礼いたしました。私、この度獅音さんの妻となりました亜里沙と申します」

そう言ってみんなに自己紹介をした。

「だははははは! お前の嫁最高!」
「ぶっははは! マジか!」
「ダメだっ、腹いてぇー!」

三人のメンバーは身を乗り出し、獅音に向かってバシバシ叩いたり、ヘッドボードを叩いたりして爆笑してしまった。

「面白いだろ?」

獅音は何故かドヤ顔をする。

「「「最高!」」」

おお。声揃った。
さすが仲良し。

「亜里沙、時間ないから送ってくな」

「あ、うん。お願いします。ていうか、一瞬拉致されたかと思ったよ」

「はは。ごめんな。今日誰も変装してないからさ」

言われてみれば確かにヘアセットもバッチリで衣装を着ている。

今更それに気づいた。

「あ、ほんとだ。カッコいいね」
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