本当の愛を知った御曹司ギタリストは歌姫を溺愛する
「やっほー」

三人がホテルの前でまたもやリムジンでお出迎え。

「まずは少し夜景でも見ながら乾杯しよう!」

そう言って皆んなでリムジンに乗り込み、来た時のようにグラスにシャンパンを注ぎ乾杯する。

窓の外を覗けば色とりどりのネオン。

「すごーい! 派手ー!」

「派手って感想なかなか出ないよな」

TOWAがそう言って笑う。

でも本当にどこもかしこもギラギラだ。

「Elysiumはラスベガスでもコンサートしてるんだもんね?」

「そだね。今度亜里沙ちゃんも連れて来たらいいじゃん」

ZENが獅音に言う。

「来る? 仕事休めるなら全然俺はいいよ」

「本当!? 行きたーい!」

「亜里沙ちゃん、Elysiumの歌制覇した?」

TOWAに聞かれる。

「したよ! すっかりファンの一員」

「ははは。良かったな獅音」

雷が獅音の頭を撫でる。

「やめろ」

笑いながらその手をどかす獅音はどこか少年みたいだ。
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