本当の愛を知った御曹司ギタリストは歌姫を溺愛する
「ははは! やっば」

獅音も私の後ろに来た。

「私もう止める! こわいこわい!」

「せっかくだから亜里沙が当てたんだし、好きに使いなよ」

「そ、そういうもん?」

「そういうもん」

そう言われると…
んじゃもう一度してみようかな。

そしてまた回す。

今度は真ん中が00で止まった。

ん?

そして右が…

♦︎だ。

それじゃ左が数字なら…

「10だ! 1000ドル!」

「ラッキーラッキー。その調子。楽しみな」

獅音はそう言って私の頭をポンと撫でてTOWAとテーブルゲームに移動した。

私は変わらず雷とZENの間でスロットをする。

見てみれば雷もZENもさっきから涼しい顔でバンバン当てている。
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