lavender girl 【あの日の君を探して】
真夜中、ほんのりと酔いが残った頭で目を覚ました俺は素っ裸で寝ている真理子をしげしげと見詰めた。 (初めてだったな。 セックスなんて、、、。)
記者の先輩がくれたビデオを見て以来、何となく想像はしてたのだが、これほどに萌える物だとは思わなかった。
(全ては真理子のリードのたまものだ。) その手を握ってみる。
不思議なもので精魂尽き果てたはずなのに乳房を見ていたらまた抱きたくなって泥沼に沈む蟻みたいに真理子を求め続けていたのである。
翌朝、7時には目を覚ました俺は真理子が居ないことに驚いた。 「何処に行ったんだろう?」
辺りを見回していると浴室の方から声が聞こえてくる。 「お兄さん いらっしゃいな。 洗ったるで。」
よく室のドアを少し開けて真理子が手招きをしている。 そちらへ行ってみると、、、。
檜風呂で壁には岩の装飾が施されている部屋だった。 「こんな風呂も有るんだねえ。」
「驚きましたか? 昔の宿みたいに風流なお風呂を楽しんでもらおうと思って作ったんやて。」 「そうなんだ。」
掛け流しの温泉みたいな雰囲気である。 「露店だったら良かったのになあ。」
「あらあら、お兄さんもやっぱり日本人ですねえ。」 「え?」
「うちもなあ、そう思てんけどなかなか無いでな。」 そういえばそうだ。
探せば何処かに在るんだろうけど、取り敢えず聞いたことは無い。 真理子に背中を流してもらった俺は湯に浸かって天井を見上げた。
目の前で真理子が体を洗っている。 俺は見てはいけないような気がして天井を仰いでいる。
しばらくすると真理子は俺の隣に体を沈めた。 抱いた時のあの感触が蘇ってきた。
「お兄さんってうちの好きなタイプなんです。」 「そう?」
「また来てくださいよ。」 「そうだね。」
「一晩ゆっくりとお話ししたいわ。」 その目には涙が光っている。
一夜限りのはずなのに何でこんなに萌えるんだろうか? いつか俺は真理子を愛おしいと思うようになっていた。
西野屋の玄関に立った時、吉永さんが笑いかけてきた。 「どうやってん?」
「どうって?」 「あの子はどうやったか?聞いてんねん。」
「良かったですよ。」 「お前、やられたな?」
「へ? 何がですか?」 「気付いとらんならええわ。」
(変なこと言うわ。) 俺は妙な気持ちになったがそれでも吉永さんにくっ付いて朝の阪和線に乗った。
「明日からまた仕事やなあ。」 「そうですねえ。 取材も何件か入ってるし忙しくなりそう。」
「お前もそろそろ記者会見に出るか?」 「俺がですか?」
「そうや。 今週は忙しいでな。 俺一人やったら捌けんのや。」 「そうですか。」
まさか、その記者会見が驚きの連続になろうとは、、、。
記者の先輩がくれたビデオを見て以来、何となく想像はしてたのだが、これほどに萌える物だとは思わなかった。
(全ては真理子のリードのたまものだ。) その手を握ってみる。
不思議なもので精魂尽き果てたはずなのに乳房を見ていたらまた抱きたくなって泥沼に沈む蟻みたいに真理子を求め続けていたのである。
翌朝、7時には目を覚ました俺は真理子が居ないことに驚いた。 「何処に行ったんだろう?」
辺りを見回していると浴室の方から声が聞こえてくる。 「お兄さん いらっしゃいな。 洗ったるで。」
よく室のドアを少し開けて真理子が手招きをしている。 そちらへ行ってみると、、、。
檜風呂で壁には岩の装飾が施されている部屋だった。 「こんな風呂も有るんだねえ。」
「驚きましたか? 昔の宿みたいに風流なお風呂を楽しんでもらおうと思って作ったんやて。」 「そうなんだ。」
掛け流しの温泉みたいな雰囲気である。 「露店だったら良かったのになあ。」
「あらあら、お兄さんもやっぱり日本人ですねえ。」 「え?」
「うちもなあ、そう思てんけどなかなか無いでな。」 そういえばそうだ。
探せば何処かに在るんだろうけど、取り敢えず聞いたことは無い。 真理子に背中を流してもらった俺は湯に浸かって天井を見上げた。
目の前で真理子が体を洗っている。 俺は見てはいけないような気がして天井を仰いでいる。
しばらくすると真理子は俺の隣に体を沈めた。 抱いた時のあの感触が蘇ってきた。
「お兄さんってうちの好きなタイプなんです。」 「そう?」
「また来てくださいよ。」 「そうだね。」
「一晩ゆっくりとお話ししたいわ。」 その目には涙が光っている。
一夜限りのはずなのに何でこんなに萌えるんだろうか? いつか俺は真理子を愛おしいと思うようになっていた。
西野屋の玄関に立った時、吉永さんが笑いかけてきた。 「どうやってん?」
「どうって?」 「あの子はどうやったか?聞いてんねん。」
「良かったですよ。」 「お前、やられたな?」
「へ? 何がですか?」 「気付いとらんならええわ。」
(変なこと言うわ。) 俺は妙な気持ちになったがそれでも吉永さんにくっ付いて朝の阪和線に乗った。
「明日からまた仕事やなあ。」 「そうですねえ。 取材も何件か入ってるし忙しくなりそう。」
「お前もそろそろ記者会見に出るか?」 「俺がですか?」
「そうや。 今週は忙しいでな。 俺一人やったら捌けんのや。」 「そうですか。」
まさか、その記者会見が驚きの連続になろうとは、、、。