夢が醒めてもずっと一緒に
「てか、美春ちゃ、、」

段々彼の顔が薄れていった。

目を開けると現実世界にいた。目が覚めたんだ。

ここはー、夢の中では無いな。流石に笑。
顔をつねったり叩いたりした。
やっぱり夢から覚めてしまった。

今日は火曜日、学校に行かなくてはいけない。
はっきり言ってめんどくさい。

「いってきます。」

誰にも返事されなくても言うだけで、天国の両親に届くと信じて毎日挨拶をしている。

高校では自転車通学をしている。
中学生の頃は私立の中学校に通っていたから、電車通学だった。

両親が居なくなって、高校で学費が払えなくなってしまうから公立受験をした。

そのおかげで陸とも関わらなくて良くなった。

時々家を出るタイミングが陸と被ることもあるけど、どっちも他人かのように接している。

陸のお母さんがいたら軽く挨拶くらいはする。

学校に着いたらすぐ予習をする。

勉強がめんどくさいとしても、やらなくてはおばさんに後々受験で負担をかけてしまう事になる。
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