王子様のないしょ話 ~僕は初恋の彼女を溺愛する~
シンデレラが、姉妹の実家である男爵家の実情を説明した。
「そうね、確かにうちも領地は小さいし、それほど収入が多いわけじゃないわ」
物語に忠実に、元シンデレラが家事全般を請け負っていたため、男爵家の財務関係も全て把握していたのは元シンデレラ一人だったそうだ。
「将来のことを見据えたら、私が家を出て行ったあとのことを考えて、貯金しなくちゃって思ったのよ」
元シンデレラは、最初は僕の妻として王子妃になり、男爵家を出ていくことが決まっていた。
次第に僕と結婚したくないという気持ちが大きくなり、こうして海賊になる道を選んだわけだが、僕と結婚するにしろ違う道を選ぶにしろ、どのみち家を出ることには変わりない。
「お姉様に、王子様と結婚して欲しいとは思っていたけど、まあそうなったらお父様とお母様の二人、そうでなければお姉様を含めて三人が、不自由なく暮らせるだけの貯えが必要だと思ったわけ」
それで、料理や掃除、洗濯にいたるまで、ムダを極力排しあらゆる節約術を駆使したのだという。
「そうね、確かにうちも領地は小さいし、それほど収入が多いわけじゃないわ」
物語に忠実に、元シンデレラが家事全般を請け負っていたため、男爵家の財務関係も全て把握していたのは元シンデレラ一人だったそうだ。
「将来のことを見据えたら、私が家を出て行ったあとのことを考えて、貯金しなくちゃって思ったのよ」
元シンデレラは、最初は僕の妻として王子妃になり、男爵家を出ていくことが決まっていた。
次第に僕と結婚したくないという気持ちが大きくなり、こうして海賊になる道を選んだわけだが、僕と結婚するにしろ違う道を選ぶにしろ、どのみち家を出ることには変わりない。
「お姉様に、王子様と結婚して欲しいとは思っていたけど、まあそうなったらお父様とお母様の二人、そうでなければお姉様を含めて三人が、不自由なく暮らせるだけの貯えが必要だと思ったわけ」
それで、料理や掃除、洗濯にいたるまで、ムダを極力排しあらゆる節約術を駆使したのだという。