九條くんと、15分。


***



「疲れた〜」


帰宅後、お風呂を済ませてバタッと自分のベッドに倒れ込んだ。


結局、委員会がお開きになったのはあれから2時間後。


我ながら可愛いPOPが作れて満足はしているけれど、やっぱり八愛ちゃんとファミレス行きたかった後悔は消えてくれない。


昼休みの当番は、桐谷先輩と一緒に金曜日を担当することに決まった。

委員会のメンバーで他に話せる人も多くないし、桐谷先輩と一緒で正直ちょっとホッとしている。


「……明日も九條くんに会えるかな」


ベッドに転がり、そんなことを考えながらスマホを手に取る。

天気予報。
明日は──晴れ。


よし。

「早く朝にならないかな〜」


明日は何か、新しい発見があるかな。
そんなことを考えて、ウキウキしたり、ワクワクしたり、朝のたった15分が、こんなにも日々を彩ってくれる。
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