エリート役員は空飛ぶ天使を溺愛したくてたまらない
訓練施設は巨大で莉桜も入ったことのない部屋がたくさんあるのだが、今日の訓練はその入ったことのない部屋のひとつだった。
足を踏み入れると、飛行機の機体を半分に切ったような機械が見える。
「すご……」
研修の資料では確認していた。新型機種なので当然最新の訓練機材だった。
今回はその最新の機材で訓練するのも楽しみにしていたのだ。
「最新の訓練機材、揺れなんかも再現できるんだ。なかなかすごいよ」
「航さん!」
莉桜の横に歩いてきたのは立花航だった。立花は妹の紫が莉桜の同期で面識があった。
立花は家族全員がJSA勤務という航空一家だ。父は運航部の部長で、母はチーフパーサー、兄もパイロット、妹は客室乗務員という家系である。
華やかな顔立ちにつなぎ姿さえすらりとしていて文句をつけようのないイケメンなのは相変わらずだ。
「航さんも訓練なんですね」
「今日のは立候補した。新型機での最新機材での訓練だというので。先日、パイロット用のフライトシミュレーターも乗ったんだ。すごくよかった」
足を踏み入れると、飛行機の機体を半分に切ったような機械が見える。
「すご……」
研修の資料では確認していた。新型機種なので当然最新の訓練機材だった。
今回はその最新の機材で訓練するのも楽しみにしていたのだ。
「最新の訓練機材、揺れなんかも再現できるんだ。なかなかすごいよ」
「航さん!」
莉桜の横に歩いてきたのは立花航だった。立花は妹の紫が莉桜の同期で面識があった。
立花は家族全員がJSA勤務という航空一家だ。父は運航部の部長で、母はチーフパーサー、兄もパイロット、妹は客室乗務員という家系である。
華やかな顔立ちにつなぎ姿さえすらりとしていて文句をつけようのないイケメンなのは相変わらずだ。
「航さんも訓練なんですね」
「今日のは立候補した。新型機での最新機材での訓練だというので。先日、パイロット用のフライトシミュレーターも乗ったんだ。すごくよかった」