拳から恋
「お前みたいな女、見たことも会ったこともねぇ!花蔭、俺の女になれよっ!」
「え、いや──」
「あっそうだ、延期した入れ替え戦は、総長と花蔭をかけようぜ。俺の二連覇のモチベはこれでパワーアップする」
「ちょっと待っ──」
「ほー、なかなか面白いね。巽の言う通り、僕も君みたいな強い子は他に知らない。その条件で僕も参戦ね」
二回もわたしの言葉を遮って、しかも大月くんまで風間くんの話に乗ってしまうなんて……
と言うか、わたしに拒否権はないの?