Secret Love 〜カリスマ美容師は幼なじみの年下アイドルを溺愛する〜
「向こうも私の事を好きでいてくれて…アイドルを卒業するまで待つと言ってくれました、身体を壊した時もお仕事が忙しいのにずっと寄り添ってくれて、凄く優しい人です、だから卒業をした後にお付き合いを始める事にしました、初恋が実りました」
コメントは祝福で溢れていて乙葉は涙が出てきた。
「ごめんなさい、応援してくれていた方…でも黙って付き合う事はダメだから…グスッ…多分身体を壊さなければまだアイドルを続けていたと思います、弱っていた時に家族の有り難さを本当に痛感しました、ちょっとごめんなさい」
席を外して箱ティッシュを持ってきた。
可愛い花柄のカバーがかかってある。
「えっと…何を話してたっけ(笑)あっ、家族が大事って思ったの、だからその人と家族になりたいと思いました、実はお仕事の方はまだ全然考えてなくて、この1年大学の単位をとる為に勉強してました」
ガチャっとドアが開き乙葉は視線をドアに移した。
「えっ、びっくりした、何で?今日仕事でしょ…髪どうしたの」
誰?とコメントに書かれていく。
「今インスタライブ中で」
「知ってる」
「えっと…出る?一応会社員で…えっ、会社役員?どう違うの?」
乙葉は箱ティッシュを投げた。
投げたwwwとコメントが入る。
「こら、投げるな」
「ごめんなさい!では、どうぞ」
乙葉はソファの座る位置をズラした。
「みなさん、こんばんはヘアサロンNUAGE(ニュアージュ)のCEO、狩谷爽平です」
見たことある、知ってる、カリスマ美容師、週刊誌見た、遊び人、
しばらく2人でコメントを見ている画像だけが流れた。
コメントは祝福で溢れていて乙葉は涙が出てきた。
「ごめんなさい、応援してくれていた方…でも黙って付き合う事はダメだから…グスッ…多分身体を壊さなければまだアイドルを続けていたと思います、弱っていた時に家族の有り難さを本当に痛感しました、ちょっとごめんなさい」
席を外して箱ティッシュを持ってきた。
可愛い花柄のカバーがかかってある。
「えっと…何を話してたっけ(笑)あっ、家族が大事って思ったの、だからその人と家族になりたいと思いました、実はお仕事の方はまだ全然考えてなくて、この1年大学の単位をとる為に勉強してました」
ガチャっとドアが開き乙葉は視線をドアに移した。
「えっ、びっくりした、何で?今日仕事でしょ…髪どうしたの」
誰?とコメントに書かれていく。
「今インスタライブ中で」
「知ってる」
「えっと…出る?一応会社員で…えっ、会社役員?どう違うの?」
乙葉は箱ティッシュを投げた。
投げたwwwとコメントが入る。
「こら、投げるな」
「ごめんなさい!では、どうぞ」
乙葉はソファの座る位置をズラした。
「みなさん、こんばんはヘアサロンNUAGE(ニュアージュ)のCEO、狩谷爽平です」
見たことある、知ってる、カリスマ美容師、週刊誌見た、遊び人、
しばらく2人でコメントを見ている画像だけが流れた。