Secret Love 〜カリスマ美容師は幼なじみの年下アイドルを溺愛する〜
爽平はMAOの顔をゆっくり触った。
「痛みはある?」
「痒みです」
「午前中に皮膚科に連れて行きましたら蕁麻疹で、内服薬をもらいましたが化粧はしない方がいいと言われてしまって…」
「まあ、刺激しますからねー」
「でも、円盤にもなりますし、配信もあるので…」
「ちょっと待ってて下さい、駐車場まで行ってきます」
爽平は10分程で戻ってきた。
「ちょっと試すね」
爽平はボトルから化粧水を出してそっと塗ってみた。
「どう?しみる?」
「大丈夫です」
「これは低刺激の化粧水なんだ、低刺激用のドーランも持ってくるから」
「はい!ありがとうございます」
「薬はちゃんと飲んでね」
「はい」
ぺこっと頭を下げてホールに向かった。
マネージャーと少し話しているとつぼみ組の子達の声がしてcorolla(コローラ)のマネージャーはホールに戻っていった。
あれ?乙葉がいない…
他のメンバーはお弁当を食べ始めているのに…
トイレの方に行くと泣いている乙葉がいた。
「乙葉」
「爽平くん、どうしてここに?」
「MAOちゃんが蕁麻疹が出たって聞いてメイクの相談に来てた」
「そうなんだ」
乙葉は手で涙を拭う。
「痛みはある?」
「痒みです」
「午前中に皮膚科に連れて行きましたら蕁麻疹で、内服薬をもらいましたが化粧はしない方がいいと言われてしまって…」
「まあ、刺激しますからねー」
「でも、円盤にもなりますし、配信もあるので…」
「ちょっと待ってて下さい、駐車場まで行ってきます」
爽平は10分程で戻ってきた。
「ちょっと試すね」
爽平はボトルから化粧水を出してそっと塗ってみた。
「どう?しみる?」
「大丈夫です」
「これは低刺激の化粧水なんだ、低刺激用のドーランも持ってくるから」
「はい!ありがとうございます」
「薬はちゃんと飲んでね」
「はい」
ぺこっと頭を下げてホールに向かった。
マネージャーと少し話しているとつぼみ組の子達の声がしてcorolla(コローラ)のマネージャーはホールに戻っていった。
あれ?乙葉がいない…
他のメンバーはお弁当を食べ始めているのに…
トイレの方に行くと泣いている乙葉がいた。
「乙葉」
「爽平くん、どうしてここに?」
「MAOちゃんが蕁麻疹が出たって聞いてメイクの相談に来てた」
「そうなんだ」
乙葉は手で涙を拭う。