Secret Love 〜カリスマ美容師は幼なじみの年下アイドルを溺愛する〜
「ここ、怜央さんのお家?」
「まあな、昼メシ食った?」
「まだ」
怜央はジュラルミンケースから今日の現場でもらったお弁当を出した。
「ん、やる」
「これは怜央さんのお昼でしょ」
「いいから食べろよ、俺はいいから」
「ちょっと待ってて」
真綾は1番下の玄関に置いていた袋を持って上がってきた。
「これ、一応私が作ったお弁当なの、ぐちゃぐちゃになってるかもだけど開けてみる」
この袋は男が真綾に投げつけた袋だ。
「あの男、食いもん投げたのかよ、最低だな」
「見られてたんだ…」
真綾はお弁当を開けた。
「おっ、だし巻き玉子あるじゃん、もらうな、そんなに崩れてないぞ、俺がこっち食うから弁当食べろ」
「ありがとう…」
2人はお弁当を交換して食べ始めた。
「米を粗末に扱う奴はバチがあたるんだぞ…昔から言われてんだ」
真綾は頷いていた。
「ご馳走様、美味かった」
「うん」
キッチンのゴミ箱にいれて畳にゴロンと横になり、テレビをつけた怜央は何も言わずに目を瞑っていた。
真綾も一緒に畳に寝転んだ。
「畳の匂い…久しぶりかも」
「フリーになってNUAGE(ニュアージュ)が出来た時に近いマンションに引っ越したんだよ、でも部屋が落ち着かなくて、段々物も片付けなくなってあちこちに置いてたら汚部屋になる寸前になってやべぇってなったんだよな」
「物を床に置いちゃうのはわかる(笑)」
「ベッドもマットが合わなかったのかわかんないけど畳に布団の硬さが自分には合ってるみたいで和室があるここに引っ越したんだ」
「うん」
「結局現場が多いと店の近くに住むことはあまり必要じゃなくて駅近であれば良かったんだよ」
「まあな、昼メシ食った?」
「まだ」
怜央はジュラルミンケースから今日の現場でもらったお弁当を出した。
「ん、やる」
「これは怜央さんのお昼でしょ」
「いいから食べろよ、俺はいいから」
「ちょっと待ってて」
真綾は1番下の玄関に置いていた袋を持って上がってきた。
「これ、一応私が作ったお弁当なの、ぐちゃぐちゃになってるかもだけど開けてみる」
この袋は男が真綾に投げつけた袋だ。
「あの男、食いもん投げたのかよ、最低だな」
「見られてたんだ…」
真綾はお弁当を開けた。
「おっ、だし巻き玉子あるじゃん、もらうな、そんなに崩れてないぞ、俺がこっち食うから弁当食べろ」
「ありがとう…」
2人はお弁当を交換して食べ始めた。
「米を粗末に扱う奴はバチがあたるんだぞ…昔から言われてんだ」
真綾は頷いていた。
「ご馳走様、美味かった」
「うん」
キッチンのゴミ箱にいれて畳にゴロンと横になり、テレビをつけた怜央は何も言わずに目を瞑っていた。
真綾も一緒に畳に寝転んだ。
「畳の匂い…久しぶりかも」
「フリーになってNUAGE(ニュアージュ)が出来た時に近いマンションに引っ越したんだよ、でも部屋が落ち着かなくて、段々物も片付けなくなってあちこちに置いてたら汚部屋になる寸前になってやべぇってなったんだよな」
「物を床に置いちゃうのはわかる(笑)」
「ベッドもマットが合わなかったのかわかんないけど畳に布団の硬さが自分には合ってるみたいで和室があるここに引っ越したんだ」
「うん」
「結局現場が多いと店の近くに住むことはあまり必要じゃなくて駅近であれば良かったんだよ」