Secret Love 〜カリスマ美容師は幼なじみの年下アイドルを溺愛する〜
「ここは駅から何分?今日は結構歩いたけど」
「7分かな、少し早歩きすれば5分…濡れてたし電車使うより少し時間を置いた方が落ち着くかなと思ってさ」
そう言うと怜央はいきなりうつ伏せになり顔を隠した。
「ちょっと待って」
「どうしたの?」
「俺、自分の事、人に話したの初めてなんだけど、何ペラペラ話してんだろう」
きっと真っ赤になってるからうつ伏せになったんだと真綾は思った。
「アハハッ、私が怜央さんの私生活話しを聞いた1号なんだ、やったね!」
「調子狂うな」
「ハハッ」
真綾は起き上がった。
「ねぇ、いつもオフの日は何してるの?」
「そこにロフトがあるだろ?見ていいけどびっくりして階段から落ちるなよ」
真綾は立ち上がって和室の奥のロフト階段を登ってのぞいた。
「えっ、怖いんだけど(笑)」
マネキンがたくさんあった。
「練習用だよ」
「あー、びっくりした、ホラーが好きなのかと思った、これで練習してるんだね」
「爽平さんについていけてるのかどうかわかんないけど、たった1個しか歳が変わらないのにすげぇカリスマ美容師だし、カットの速さも全然敵わない…爽平さんには右腕なんて言われるけどレベルが違う」
真綾はロフトの階段を降りて怜央の側に座った。
「爽平にぃからは怜央さんの名前しか聞いたことないからそう思ってるのは本当だと思うよ」
「そうか、嬉しい」
「爽平にぃは小さい頃から勉強してたの、ハサミも持ってたし、専門学校の2年じゃないから仕方ないと思う」
「そうだったんだ…俺、爽平さんの事、何も知らねえな、納得…でもやっぱり感性は凄いと思う」
「7分かな、少し早歩きすれば5分…濡れてたし電車使うより少し時間を置いた方が落ち着くかなと思ってさ」
そう言うと怜央はいきなりうつ伏せになり顔を隠した。
「ちょっと待って」
「どうしたの?」
「俺、自分の事、人に話したの初めてなんだけど、何ペラペラ話してんだろう」
きっと真っ赤になってるからうつ伏せになったんだと真綾は思った。
「アハハッ、私が怜央さんの私生活話しを聞いた1号なんだ、やったね!」
「調子狂うな」
「ハハッ」
真綾は起き上がった。
「ねぇ、いつもオフの日は何してるの?」
「そこにロフトがあるだろ?見ていいけどびっくりして階段から落ちるなよ」
真綾は立ち上がって和室の奥のロフト階段を登ってのぞいた。
「えっ、怖いんだけど(笑)」
マネキンがたくさんあった。
「練習用だよ」
「あー、びっくりした、ホラーが好きなのかと思った、これで練習してるんだね」
「爽平さんについていけてるのかどうかわかんないけど、たった1個しか歳が変わらないのにすげぇカリスマ美容師だし、カットの速さも全然敵わない…爽平さんには右腕なんて言われるけどレベルが違う」
真綾はロフトの階段を降りて怜央の側に座った。
「爽平にぃからは怜央さんの名前しか聞いたことないからそう思ってるのは本当だと思うよ」
「そうか、嬉しい」
「爽平にぃは小さい頃から勉強してたの、ハサミも持ってたし、専門学校の2年じゃないから仕方ないと思う」
「そうだったんだ…俺、爽平さんの事、何も知らねえな、納得…でもやっぱり感性は凄いと思う」