Secret Love 〜カリスマ美容師は幼なじみの年下アイドルを溺愛する〜
頭の上のスマホを見て時間を確認する。
「はぁ…昼じゃん」
スマホを置くと真綾の髪の毛を優しく撫でる…
頬を親指でコスコスと優しくこする。
「んっ、気持ちいい…」
「これ?」
もう一度コスコスと撫でた。
「うん」
「実家の猫によくしてた」
「私、猫なんだー(笑)」
「ふっ、そうかもな」
「ニャー」
「餌はないぞ」
「お腹すいたね」
「コンビニで買ってくるか?」
「朝定食がいい」
「無理もう終わってる」
「残念、また今度連れて行って」
怜央からの返しが止まった…
真綾の頭から手を離した。
「今度あんの?」
「ないの?」
「……さあな」
怜央は真綾に背を向けた。
真綾は体を半分起こして怜央の背中を見る。
「昨日…楽しかったのに」
「それは俺もだけど」
「めんどくさいんだ」
「……まあな」
あっ、これはダメなやつだ…
真綾は悟った。
「昨日の服取ってくる…」
真綾は下におりてハンガーにかけてくれていた服に着替え、昨日買った歯ブラシで歯磨きをして顔を冷たい水で洗った。
泣いちゃダメだ…
両手でパンパンと頬を叩いた。
上に上がると怜央が昨日買った古着屋のタグを外していた。
「これ着てみ?」
「えっ?」
そう言うと今度は怜央が下に降りていった。
ピンクのショート丈の半袖TシャツとワイドタイプのGパンだった。
ジーンズの色は少しあせたオレンジ色
ピンクなんて着たことないけど…
カッコ可愛いんだけど…
下から着替えたかと声がかかり返事をすると怜央は上がってきた。
「やっぱり似合うな、スタイルがいいからな」
「髪の毛切って欲しい」
「俺でいいのか?」
「うん」
ロフトからブルーシートを出してきた。
「はぁ…昼じゃん」
スマホを置くと真綾の髪の毛を優しく撫でる…
頬を親指でコスコスと優しくこする。
「んっ、気持ちいい…」
「これ?」
もう一度コスコスと撫でた。
「うん」
「実家の猫によくしてた」
「私、猫なんだー(笑)」
「ふっ、そうかもな」
「ニャー」
「餌はないぞ」
「お腹すいたね」
「コンビニで買ってくるか?」
「朝定食がいい」
「無理もう終わってる」
「残念、また今度連れて行って」
怜央からの返しが止まった…
真綾の頭から手を離した。
「今度あんの?」
「ないの?」
「……さあな」
怜央は真綾に背を向けた。
真綾は体を半分起こして怜央の背中を見る。
「昨日…楽しかったのに」
「それは俺もだけど」
「めんどくさいんだ」
「……まあな」
あっ、これはダメなやつだ…
真綾は悟った。
「昨日の服取ってくる…」
真綾は下におりてハンガーにかけてくれていた服に着替え、昨日買った歯ブラシで歯磨きをして顔を冷たい水で洗った。
泣いちゃダメだ…
両手でパンパンと頬を叩いた。
上に上がると怜央が昨日買った古着屋のタグを外していた。
「これ着てみ?」
「えっ?」
そう言うと今度は怜央が下に降りていった。
ピンクのショート丈の半袖TシャツとワイドタイプのGパンだった。
ジーンズの色は少しあせたオレンジ色
ピンクなんて着たことないけど…
カッコ可愛いんだけど…
下から着替えたかと声がかかり返事をすると怜央は上がってきた。
「やっぱり似合うな、スタイルがいいからな」
「髪の毛切って欲しい」
「俺でいいのか?」
「うん」
ロフトからブルーシートを出してきた。