Secret Love 〜カリスマ美容師は幼なじみの年下アイドルを溺愛する〜
皆様にご報告
香苗の誕生日に桔平は入籍を済ませる事ができた。
第2土曜日の夜の8時に香苗はSNSに結婚の報告を載せた。
【ご報告】
私事ではありますが6月10日の誕生日に入籍を致しました。
お相手は会社役員の方です。
これから明るく温かい家庭を築いていきたいと思いますのでよろしくお願い致します。 出口香苗
「はぁ、桔平、緊張したよ」
「俺も(笑)」
2人のスマホをリビングに置き、桔平は香苗をベッドに運んだ。
「夫婦だね、奥さん(笑)」
「よろしくお願いします、旦那さん(笑)」
桔平は優しく体中にキスを這わしていく。
「あっ…痕はつけないでよ…んっんっ」
「わかってる、ハア…こんな可愛いのは俺しか知らないんだよ、めちゃくちゃ嬉しい…」
「ありがとう、桔平…に…繋がる事の大事さを教えてもらった…あっ、あっ…」
桔平は香苗の足を持ち上げた。
「あっ、…桔平…ハアハア…キスをちょうだい…んっ……」
香苗の体は桔平に優しく包まれた。
少しウトウトした後、香苗は桔平をギュッと抱きしめた。
「ん?どうした?」
「桔平の体…好き、肌触りとか、ずっと引っ付いていたい」
「俺の腹が出てきても?」
「うん(笑)ずっと一緒…ふふっ」
桔平は香苗のおでこにちゅっと軽くキスをした。