敏腕CEOは初心な書道家を溺愛して離さない
 吐息混じりの声が漏れてしまったけれど、それでいいよというように微笑まれてしまったので、手で抑えるのはやめた。

 神代の手が背中に触れると、ぷつっと胸元が楽になって、ブラジャーを外されたのだと分かる。
 香澄の白い肌がサイドテーブルの灯りに照らされるのを神代は見ていた。

「すごい。白くて柔らかくて、綺麗だ」
 優しくブラジャーを外されるとふるりと胸があふれでてきて、香澄は恥ずかしくて枕に顔を埋めてしまう。

「香澄さん、とても綺麗ですよ?」
「や……あんまり、見ないで?」
「本当にあなたという人は、恥じらう風情さえ惹き付けて離さない。困った人ですね」

 香澄の羞恥に耐えて震える姿は神代を煽るものでしかないと、本人も気づいていない。

 白い双丘の頂きに赤く色づいている蕾に神代はそっと唇をつける。その濡れたような感触を胸に受けて、香澄が甘い声を上げて背中を反らせた。

 口の中の温かさや舌先で柔く舐められる感触、口内に吸われる感覚までつぶさに感じて香澄は声を抑えられなかった。

「ん……ぁあんっ……」
 その綺麗な形の唇は頂だけではなくて、香澄の白くて豊かな乳房にも赤く痕を残していく。

「佳祐……さぁんっ」
「香澄さん、感じやすいところも堪らない」
「や……そんなこと、言わな……いで」
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