キラキラ王子様は最強女子にご執心らしい。
ブランコに……確かに、家の近くにある小さな公園のブランコを気に入ってたことは憶えている。
「その時、俺が転んじゃって、膝から血が出て——」
『大丈夫……?私、絆創膏あるから手当してあげる。ちょっと待ってね』
『ありがとう、ございます……』
「玲奈が手当してくれたんだ、智月も手ぶらで出てきたから絆創膏とか持ってなくてね」
「……そうだったんですね」
「ああ。それから、瑠美ともたまたま会ったりして四人でよく遊んでいたんだよ」
「じゃあ……!あの、写真は……」
もちろん智月さん以外写真のことは知らないので、二人は頭の上にハテナマークを浮かべていた。
「その時、俺が転んじゃって、膝から血が出て——」
『大丈夫……?私、絆創膏あるから手当してあげる。ちょっと待ってね』
『ありがとう、ございます……』
「玲奈が手当してくれたんだ、智月も手ぶらで出てきたから絆創膏とか持ってなくてね」
「……そうだったんですね」
「ああ。それから、瑠美ともたまたま会ったりして四人でよく遊んでいたんだよ」
「じゃあ……!あの、写真は……」
もちろん智月さん以外写真のことは知らないので、二人は頭の上にハテナマークを浮かべていた。