キラキラ王子様は最強女子にご執心らしい。
そういうと、先ほどまでの嘘みたいな笑顔じゃなくて、優しい本物の笑顔を浮かべたような、秋川さんに少し驚くも、なんだかこちらまで嬉しい気分になった。


「ありがとうございます、玲奈さん」

「はい!」


ちょうど、そう返事をする頃に理人くんの部屋に着いた。


「智月も一緒だったんだ、玲奈」

「はい!あ!お風呂の用意してきますね」


さっき、秋川さんにしなきゃいけない話があるって言ってたから私は出て行った方がいいかと思い、それを口実に部屋を飛び出て行った。


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