キラキラ王子様は最強女子にご執心らしい。
結構背の高いおじいさんだから、おんぶすることは難しそうだった。

自信のある速足で、すぐに車椅子を持ってくる。こういう整備が整っているこのお屋敷は本当にすごい。



おじいさんの元へと無事届けると、車椅子に座ってもらった。


「押しますね!客室まで」

「ありがとう、お嬢さん」

「いえいえ!困っているときはお互い様です!」


そう言いながら、客室までおじいさんを送り届けた。



< 45 / 185 >

この作品をシェア

pagetop