キラキラ王子様は最強女子にご執心らしい。
「あっ……あああ……すみません!!」


バッと彼から距離を取って、走って行ってしまった。



私はちょうど仕事が終わりの時間だったため、そのまま部屋に戻る。


本当に最低なことしちゃった……まさか、主の頬を叩くなんて……!!


はぁぁと大きなため息を溢して、部屋に入って行った。



そして……最悪の翌朝。



「お、おはようございます……」

「玲奈——」

「朝食持ってまいりますね」

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