私の敵が味方に
「着替えた?」

部屋の前から声をかけられる

「はい…」

中に入ってくると、私の服をみても気にせず、ベッドに寝るように言われた

「窓側みて横になって」

??

言われた通りにすると

下半身にタオルをかけられる

「座薬入れるから膝までさげて」

「えっ」

忘れてた

「約束したでしょ」

「心の準備をさせてください」

「する時間はたくさんあったでしょ、早く」

私は仕方なく少しだけ下げると、ハルトさんに一気に膝まで下げられてしまう

はずかしくなり、布団で顔を隠した

「嫌…」

「口呼吸だよ」

「痛いっ!」

こうもんに薬が入ってきた

「力入れ過ぎて入らないから、力ぬいて」

「できないっ……」

背中をさすられるが、効果がない

「やだ…っ」

「全然入ってないよ、力抜かないと無理矢理いれるよ」

「もう無理…っ……」

「ごめんね〜」

さらに奥まではいってきて、結局無理矢理いれられた

「がんばったね」

ハルトさんは部屋から出て行き、私はいつのまにか寝てしまっていた

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