果実と恋のバスケット
「本当?良かった。アンズちゃんみたいな可愛い女の子に褒めてもらえて。」
僕は微笑みを浮かべて、アンズちゃんの手を取る。
「ったく…お前はチャラチャラ男だな」
レモンが眉間にシワを寄せて僕の方を見る。
そんなこと言いたいのは僕の方だよ。まったくなんて…。
女の子に褒められたら、感謝するのは当たり前でしょ!
レモンはいっつもキレてばかりだから、きっとこの礼儀がわからないに違いない。