果実と恋のバスケット


と、レモンくんから何やらじっとりとした視線を感じた。





「…お前、絶対微笑ましいって思ってただろ」

「えっ、え、エスパー!?」

「顔に書いてあんだよ!微笑ましくなんかないし!可愛いわけないし!かっこいいって思ってほしいし…」




レモンくんは耳からどんどん真っ赤になっていく。


男の子はやっぱり、かっこいいって思ってほしいのか…。




「レモンくん、すごくかっこいいよ!手先も器用で、アイシングとかクッキーの形もきれいだし!」

「ふん!そうだろ!」




自慢げに胸を反らせるレモンくん。


可愛い…じゃないや、かっこいい。






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