果実と恋のバスケット
お願い
私はミカンくんたちの会計と、お部屋の片付けをしてから、お母さんにOKをもらって私服に着替えた。
流石に、お店の制服で外に出るわけにもいかないもんね…!
よく着ているお気に入りのシャツとスカートに着替えて、お店の前に出ると、そこにはリンゴくんとミカンくんが立っていた。
「ごめん、おまたせ!」
「ううん、全然待ってないよ。急がせちゃった?」
「大丈夫だよ、ありがとう」
リンゴくんが爽やかに気遣ってくれて、私はふぅっと息を吐いた。
「本当はアンズとあんまり喋っていないレモンを来させたほうが良かったんだろうけど…ほら、あいつ、ちょっと口悪いから」