初めての恋のお相手は
「そのまま、ずっと
祠堂さんのとこにいればいいんじゃね?」
「それは…祠堂さんの迷惑になるので」
「?なんで?付き合ってんじゃねーの?」
きょとんとした表情を浮かべて
そんな事を言う傑さんに、私は目を丸くした。
「…え?」
「好き同士なら、別に良くね?」
「…………好き…」
呆然と、その単語を繰り返す。
「え、違うの?祠堂さんは平気だって言うから
てっきり、そういう関係かと…」
「…」
薄い反応をする私に、傑さんは目を瞬かせ
意外そうに言葉をこぼす。
………好き?
私が…
………祠堂さんを?
傑さんに言われた言葉を、また心の中で繰り返して
それから
「…って、どうした!?楸、顔真っ赤だぞっ!」
瞬く間に、全身が熱を帯びる。
そんな私を見て
傑さんは『何事だ!?』と慌てふためく。
私の近くで、作業しながら
黙ってやりとりを聞いていたこゆさんが
私と傑さんの間に割って入る。
「はいはーい。女心の分からない人は
ご退場くださーい」
「は?お、おい、こゆっ、何すんだよっ
楸、熱出てたらどうすんだよ!?
まずは病院だろーが!」
「分かった分かった
いいから、あんたは帰りなさい
充分長居したでしょ。仕事の邪魔」
見当違いな心配をする傑さんの背中を押して
こゆさんは、そのまま傑さんと共に
厨房から出ていった。
祠堂さんのとこにいればいいんじゃね?」
「それは…祠堂さんの迷惑になるので」
「?なんで?付き合ってんじゃねーの?」
きょとんとした表情を浮かべて
そんな事を言う傑さんに、私は目を丸くした。
「…え?」
「好き同士なら、別に良くね?」
「…………好き…」
呆然と、その単語を繰り返す。
「え、違うの?祠堂さんは平気だって言うから
てっきり、そういう関係かと…」
「…」
薄い反応をする私に、傑さんは目を瞬かせ
意外そうに言葉をこぼす。
………好き?
私が…
………祠堂さんを?
傑さんに言われた言葉を、また心の中で繰り返して
それから
「…って、どうした!?楸、顔真っ赤だぞっ!」
瞬く間に、全身が熱を帯びる。
そんな私を見て
傑さんは『何事だ!?』と慌てふためく。
私の近くで、作業しながら
黙ってやりとりを聞いていたこゆさんが
私と傑さんの間に割って入る。
「はいはーい。女心の分からない人は
ご退場くださーい」
「は?お、おい、こゆっ、何すんだよっ
楸、熱出てたらどうすんだよ!?
まずは病院だろーが!」
「分かった分かった
いいから、あんたは帰りなさい
充分長居したでしょ。仕事の邪魔」
見当違いな心配をする傑さんの背中を押して
こゆさんは、そのまま傑さんと共に
厨房から出ていった。