初めての恋のお相手は
差し出された小さな袋を受け取って
祠堂さんの顔を見た後、その中身を確認する。


中から出てきたのは
かわいらしい花のネックレスだった。



「…これ」

「楸、ブルースター、気に入ったんでしょう?
ずっと見ていたものね」

「……形が、かわいかったので…
後、色もきれいで…」



驚き混じりの声でぼんやり答えながらも
視線はそのネックレスに釘付け。


星の形をした、綺麗な青の小さな花。



『ブルースター』



園内で見つけた
シンプルだけど可愛らしい姿をしたその花に
すっかり魅了された私は
飽きもせずに、ずっと眺めていた。



「……かわいい」



きらきらと、手の中で光る花は
本物と同じくらいに可憐で、綺麗で、目が離せない。
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