私は今日も、そらを見上げる。
あぁ、私はなんてこんなにも素敵な世界にいるんだろう。
昔と比べ物にならないくらい、世界が変わって見える。昔の私の視界は、霞んでいた。蒼空がそれを変えてくれて、私は透き通る空に気づいた。
風が吹くと、蒼空が傍に居るような感覚になる。
あぁ、私はどうしようもないくらい、蒼空のことが好きなんだ。
黒くてサラサラな髪。甘い瞳で私を見つめる目。空のように優しくて、弾けるように輝く笑顔。
この想いを蒼空に届けたい。
好き。
大好き。
愛してる。
恋愛感情とか関係なしに、ただ、どうしようもないぐらいに蒼空が好き。
気持ちが溢れてきて、海に向かって、空に向かって、叫んでやりたいほどだった。
懐かしい香りがして、まるで隣に蒼空が居るようで。
ゆらゆらと漂う海の轟く音が、私の心を落ち着かせてくれた。
あぁ、私は、生きないと。蒼空のためにも、自分のためにも。
だから、
私は今日も、そらを見上げる__。


