君が恋する私は、
「17歳、……です」
「え、じゃあ同い年じゃん」
──はい。そんなことはとうの昔から知っています。だって、私たち同級生だよ?
とは言えず、
「え! そうなんですね! 全然そう見えなかったです!」
「じゃあ、別にタメ語で喋ってよ! それにるいって呼んで?」
「はい、じゃなくてうん! じゃあ、るいくんで」
「俺もさくらちゃんって呼んでいい?」
「もちろん!」
「じゃあ、そろそろ入ろっか、テーマパーク」
そう。
今日は藤田くんとテーマパークに来たのだ。
とはいえ、お礼を言って今日少し遊んだらそれで藤田くんとさくらの関係は終わり。
そう、思っていたけど──、
「え、じゃあ同い年じゃん」
──はい。そんなことはとうの昔から知っています。だって、私たち同級生だよ?
とは言えず、
「え! そうなんですね! 全然そう見えなかったです!」
「じゃあ、別にタメ語で喋ってよ! それにるいって呼んで?」
「はい、じゃなくてうん! じゃあ、るいくんで」
「俺もさくらちゃんって呼んでいい?」
「もちろん!」
「じゃあ、そろそろ入ろっか、テーマパーク」
そう。
今日は藤田くんとテーマパークに来たのだ。
とはいえ、お礼を言って今日少し遊んだらそれで藤田くんとさくらの関係は終わり。
そう、思っていたけど──、