消えたいわたしと生きたいきみ

1時間目、2時間目、…と続き下校の時間になった。
早く家に帰って家事をしなくちゃ。うちは離婚していて母子家庭だから、家事は私がほとんどやっている。
学校から家まで徒歩約15分だ。
トコトコ歩いていると、後ろから笑い声が聞こえてくる。
(いいな〜。私も誰かと話しながら帰ったり、いっしょに寄り道とかしてみたいな。
どうせ私には、無理だろうけど。)


やっと家に着いた。信号に引っかかり25分ぐらいかかっちゃった。
よし、家事やるぞ。
まず洗濯物を入れて畳まなくちゃ。綺麗に畳まないと怒られるから、ゆっくり丁寧に畳まないとな。
畳みながら考え事をしていた。
(転校生ってどんな人なのかな。って考えてもどうせ関わることないだろうから考えても意味ないか)
よし、畳み終わった。
次は買い物だな。今日の夜ご飯は何にしよう。チラシを見て考えよう。
(あ、牛肉が安くなっている。牛肉を使ってできる料理は…ハヤシオムライスにしよう。たまには贅沢してもいいよね?)


買い物をすませて…。

よし、料理ができた。
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop