The previous night of the world revolution4~I.D.~
そして、迎えた翌日。
華弦が、約束通り手引きしてくれたお陰で。
昼過ぎには、ルルシーとルリシヤがヘールシュミット邸にやって来た。
「ふぅ…。何とか見つからずに来られたな」
「あぁ、何よりだ」
「わぁい、ルルシー」
ルルシーの顔を見ると、元気出るよね。
ついでに涎も出そう。
「ルレイア…。大丈夫か?元気か?」
「超元気ですよ!ルルシーの顔を見たので!元気過ぎて色んな汁が出そうです」
「…そうか…。まぁ元気そうで何よりだ」
何で目を逸らすのルルシー。
「それにしても今日は最高に良い天気ですね!ゲロ顔日和じゃないですか」
「ゲロが…。…いや、ルレイア。外、雨降ってたぞ?」
「何を言ってるんだルルシー先輩。最高のゲロ顔日和じゃないか。俺は今朝、外を見た瞬間に思ったぞ。今日は素晴らしいゲロ顔日和だと」
「さっすがルリシヤ。分かってる~」
「…何だよ、ゲロ顔日和って…」
一人だけ分かっていないらしいルルシーである。
そんなところもしゅき。
それどころかルルシーの全てが大しゅき。
「さてと。では早速、頭も見た目も中身もくるくるパーアシミムの、ゲロ顔を拝みに行きますか」
「だな。楽しみで、昨日は眠れなかったぞ俺は」
「分かる~!俺も眠れませんでしたよ」
「ったく…お前らと来たら…」
呆れながらも、ルルシーも心なしか嬉しそうであった。
ルルシーだって、アシミムには辛酸を舐めさせられているのだから。
ようやく一矢…どころか、十矢くらい報いる機会に恵まれたとあらば、喜ぶのも当然というものである。
華弦が、約束通り手引きしてくれたお陰で。
昼過ぎには、ルルシーとルリシヤがヘールシュミット邸にやって来た。
「ふぅ…。何とか見つからずに来られたな」
「あぁ、何よりだ」
「わぁい、ルルシー」
ルルシーの顔を見ると、元気出るよね。
ついでに涎も出そう。
「ルレイア…。大丈夫か?元気か?」
「超元気ですよ!ルルシーの顔を見たので!元気過ぎて色んな汁が出そうです」
「…そうか…。まぁ元気そうで何よりだ」
何で目を逸らすのルルシー。
「それにしても今日は最高に良い天気ですね!ゲロ顔日和じゃないですか」
「ゲロが…。…いや、ルレイア。外、雨降ってたぞ?」
「何を言ってるんだルルシー先輩。最高のゲロ顔日和じゃないか。俺は今朝、外を見た瞬間に思ったぞ。今日は素晴らしいゲロ顔日和だと」
「さっすがルリシヤ。分かってる~」
「…何だよ、ゲロ顔日和って…」
一人だけ分かっていないらしいルルシーである。
そんなところもしゅき。
それどころかルルシーの全てが大しゅき。
「さてと。では早速、頭も見た目も中身もくるくるパーアシミムの、ゲロ顔を拝みに行きますか」
「だな。楽しみで、昨日は眠れなかったぞ俺は」
「分かる~!俺も眠れませんでしたよ」
「ったく…お前らと来たら…」
呆れながらも、ルルシーも心なしか嬉しそうであった。
ルルシーだって、アシミムには辛酸を舐めさせられているのだから。
ようやく一矢…どころか、十矢くらい報いる機会に恵まれたとあらば、喜ぶのも当然というものである。