嘘八百
日進月歩

 病院での遅番が続き、喫茶店のシフトに殆ど入れていない。雪が喫茶店に居なければ、自動的に岬とのエンカウント率も下がる。

 その間も男の捜索をしていたが、少しも進捗なし。
 今回のことに懲りて、マッチングアプリから引き上げたんじゃないか、とぼんやり思った。

 クリスマスがきて、久々に喫茶店へ行った。
 街中とは違い、クリスマスカラーの一つもない店内にほっとする。

「京橋、来月のシフト」

 バックヤードで店長から紙を渡される。来月も鈴炉と組む日が多い。

「ありがとうございます」
「返済日いつなんだ?」

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