Thirty’s
「電話してみたら?」
「なに?」
「もし、お取込み中だったら、邪魔出来るかもよ。」
「お取込み中だったら、電話になんか出るか。」
「妙なところ、冷静なんだね?」
「お前・・・俺のこと、揶揄ってるのか?」
さすがに腹が立って来て、声を荒げると
「まぁまぁ。じゃ、取り敢えず待ちますか?」
三嶋は笑顔で言う。
「桜井さんの選択を。」
「三嶋・・・。」
「帰って来たら・・・いや帰って来ても『総一郎、ごめん』って言われるかもしれないけど、とにかく山本さんのプロポ-ズを彼女がちゃんと断ってきたら、その時は潔く負けを認めます。今度こそ、それで今生のお別れ。でも・・・。」
ここで一瞬、言葉を切った三嶋は
「もしそうじゃなかった時は、それこそ潔く私にしなさい。」
「お前、何を勝手に・・・。」
「桜井さんに振られたにも関わらず、私も唯さんも選ばないなんて、そんな傲慢なことさせないから。いい?覚悟決めなよ。」
そう言って、念を押すように俺を真っすぐ見た三嶋を思わず、俺もにらみ返したが、でも反論の言葉は出て来なかった・・・。
「なに?」
「もし、お取込み中だったら、邪魔出来るかもよ。」
「お取込み中だったら、電話になんか出るか。」
「妙なところ、冷静なんだね?」
「お前・・・俺のこと、揶揄ってるのか?」
さすがに腹が立って来て、声を荒げると
「まぁまぁ。じゃ、取り敢えず待ちますか?」
三嶋は笑顔で言う。
「桜井さんの選択を。」
「三嶋・・・。」
「帰って来たら・・・いや帰って来ても『総一郎、ごめん』って言われるかもしれないけど、とにかく山本さんのプロポ-ズを彼女がちゃんと断ってきたら、その時は潔く負けを認めます。今度こそ、それで今生のお別れ。でも・・・。」
ここで一瞬、言葉を切った三嶋は
「もしそうじゃなかった時は、それこそ潔く私にしなさい。」
「お前、何を勝手に・・・。」
「桜井さんに振られたにも関わらず、私も唯さんも選ばないなんて、そんな傲慢なことさせないから。いい?覚悟決めなよ。」
そう言って、念を押すように俺を真っすぐ見た三嶋を思わず、俺もにらみ返したが、でも反論の言葉は出て来なかった・・・。