明日、先輩の彼女
「違う!」

「は?」


いつもの先輩は「無理」の一言で突っぱねてくるのに…。

ついに私の願望で幻聴が聞こえているのでは…?


「そうか、これは夢…」

「ちゃんと見ろ。現実だ」


ずいっと国宝級の顔面をキスができそうなくらい近づけられ、もう頭がキャパーオーバーだ。


「うえん、かっこいい…」

「なんで泣いてんだよ。つか、俺へのクリスマスプレゼントはどこだよ?くれるって言っただろ」

「へ?あ、プレゼント交換のやつですか?先輩来ないって言ってたから適当に入浴剤の詰め合わせ買って、きっと今頃誰かの手に渡ってると思いますけど…」

「ふぅん。まあいいや。じゃあ夕愛のこともらうし」

「ええ!?」


先輩が優しく私の頬を撫でながら、ゆっくりと顔を近づけてきた。
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