セ、、スフレンド
煌河side


「綺麗...」


そう言って花火を見上げる颯希。

キザかも知れないけど " お前の方が綺麗だよ " そう言いたいくらいほんとに綺麗だった。

ボーイッシュで男勝りな颯希。

空手の組手だって男に勝っちゃう。


「颯希」

「ん?」


颯希が俺の方を見た瞬間、俺は抱きしめた。


「ちょっ...」

「ごめん、少しだけ」


颯希の手を引いて歩いても、颯希は握り返してくれない。

颯希をこうして抱きしめても、抱きしめ返してくれない。

彼女居るのにどうしてこんな気持ちになるんだろう。
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