セ、、スフレンド

クリスマス当日。

あたしは大きめのニットにショーパン、ふわふわの革ジャンに厚底をはいた。

待ち合わせ場所に向かった。

イルミネーションを見て、煌河の家に向かった。


「はりきっちゃった」


そう言うお母さん。

テーブルには豪華な食事が並んでいた。

ご飯を食べて、ケーキを食べた。

普通に寝る訳もなく...


「颯希、おいで」


求められるがまま。


「なぁ」

「ん?」

「この関係、終わりにしたい」

「.......どうしたの?」


終わってからあたしは話し始めた。


「すきやねん」

「うん...?」

「だからセフレじゃ嫌やねん。ちゃんと彼女になりたい。でも煌河に本命おるのも知ってる」

「.......颯希」


多分きっとあたしは泣いている。

困らせたくなかったな。

友だちにも戻れないだろうな。


「.......ごめん」


あたしは服を着て静かに家を出た。

追いかけてこない。

わかっていたはずのこたえ。

追いかけてきてほしかった。
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