セ、、スフレンド

新人戦当日。

あたしは応援に来た。


「杏」

「颯希先輩、来てくれたんだ。ねぇ、足出しすぎ」


杏の嫉妬が可愛い。


「頑張ってね」

「ちゅーしてくれたら頑張れる」

「何言うてんの」

「ちぇー」

「ほら、行ってきな」

「はーい」


あたしは観客席に移動した。

杏は順調に勝ち進んで、優勝した。

最優秀選手にも選ばれた。


「颯希先ぱーい!」


杏は走ってきた。


「お疲れ様」

「ありがとうございます。颯希先輩」

「ん?」

「付き合ってください」

「いいよ」

「.......え!?」

「なんであんたが驚いてんの(笑)」

「だって絶対ふられると思ってたから」

「なんでやねん(笑)ほら、帰るで」


こうしてあたし達は付き合うことになった。
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